現在、奈良は観光地として有名ですが、
奈良県が観光地として知られるようになったのは、
794年の平安遷都の頃以降の話です。
平安遷都以降、政治から離れた上皇らが参詣しやすいという理由で、
多くの上皇や貴族が奈良の東大寺や新薬師寺等を頻繁に訪れるようになりました。
奈良への参詣が流行すると、
それに合わせて案内書が作られるようになり、その
案内書により更に多くの人に奈良が知られるようになりました。
またその後観音信仰が広まることにより、
今度は一般人も奈良を参詣で訪れるようにもなり
一般人の参詣は1039年の登次郎という田舎人が初、
とされており、その後すべての層の人に奈良が広まり、
現在に至っています。